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小笠原母島・石門へ [山]

 9/21、母島の石門に行きました。
 石門は母島の東部に位置し、林野庁により森林生態系保護地域に指定されています。現在は、東京都指定のガイドさんの同行なしには入林できないことになってます。
 今回、母島に行くにあたり、せっかくの機会なのでぜひ石門にも行ってみたいと思ってました。念願かない、歩いてきました。

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↑ 堺ヶ岳付近から石門方面を望む。

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↑ テンスジオカモノアラガイ。もっと殻が小さいオガサワラオカモノアラガイもいました。この辺はカタツムリの宝庫。

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↑ シマオオワタリ。シダの仲間です。地面にも生えますが、木の上にも着生します。梢を見上げると、木の葉っぱよりもシマオオワタリの葉っぱのほうが目につく木もたくさんありました。樹上のシマオオワタリ、なぜか好きです。

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↑ オガサワラゼミ。小笠原にいるセミはこの一種類とのこと。クリスマスくらいまで鳴いてる?らしいです。透明感のある羽がきれいな、小さめのセミでした。

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↑ 「赤ぽっぽ」アカガシラカラスバト発見! “中の段”にて。
 
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↑ 首から頭のあたりが、つややかなボルドー。この日、オスとメスのペアらしい2羽と、若いオスらしい1羽を見かけました。父島・母島あわせて40羽くらいしか生息してないというレアな鳥です。超ラッキー♪

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↑ ヒメカタマイマイ。これも小笠原固有種とのこと。

 石門の話、小笠原の話をいろいろと聞きながら、歩いてきました。
 現在、森の中では外来種の樹木「アカギ」の駆除が行われています。成長が早い木なので、昔、薪用に島に持ち込まれたそうですが、今では固有植物を脅かす存在になってしまったようです。シマホルトノキなど島固有の木の実を食べるアカガシラカラスバトなどへの影響も心配されてるようでした。
 宿でも、アカギ駆除のため島にきている人たちに会いました。毎日、石門の奥地へ通うのは大変そう。気の遠くなるような作業です。

(Thanks to hilolo Umeno-san♪)
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